山に「大小」の文字が!大小山~ツツジ山~大坊山 (1/2)

- タイム
- 4:35
- 距離
- 9.2km
- 上昇量
- 800m
- ペース
- 2.0km/h
山の頂上に「大小」という文字がある!いったい何のために?気になったので登ってきました。

ちなみにこの光景は「謎のメッセージがある山」として珍百景に登録されています。
大小山の概要
例の看板がある山は栃木県足利市にある大小山(282m)です。古くは「鷹巣山」呼ばれていたそうで、源義国が鷹狩の鷹を逃がしてやった故事に由来すると言われています。
「大小」の文字が取り付けられたのは江戸時代頃で、登山口にある阿夫利神社に祭られている「大天狗」と「小天狗」に無病息災を祈るために取り付けられたそうです。現在は木製からステンレス製に変更された「大小」が設置されています。
戦時中には目印にならないように外されたこともあるそうですが、江戸時代からずっとこの場所にこの文字があったと思うと、手を合わせたくなりますね。
この険しい岩壁に取り付けられた文字のインパクトが強すぎるために「鷹巣山」ではなく「大小山」と呼ばれるようになったのかもしれません。
大小山の駐車場
大小山のふもとに駐車場があります。とても広く、車が50台くらいは停められそうです。

登山口に向かって歩いていると、左手に天狗茶屋なるものが。

残念ながら閉まっていましたが、レモネードやフルーツティなどが飲めるようです。
さらに登ったら登山口近くにもう一つ駐車場がありました。トイレもあります。

この日は台風が接近しており、昼頃から雨の予報だった為、登り終えた登山者の方々が帰り支度をしていました。
登山口にある阿夫利神社
大天狗と小天狗を祀っている阿夫利神社です。

この前に登った石尊山も天狗を祀っているし、織姫神社のハイキングコース中に天狗山もあるし、鹿沼の方にも天狗を祀っている古峰神社があったりします。足尾山地には天狗がいるに違いない。
お参りして登山道を進んでいくと、獣害対策のためのフェンスがあります。スプリングで自動で閉じるようになっていて便利。

「男坂」と「女坂」の分岐
しばらく緩やかな上り坂を歩いていると、男坂と女坂の分岐。男坂は岩場を通るルートで、女坂は岩場を避けた歩きやすいルートになっています。

男坂を進むと、すぐに大小山仙間神社が現れます。祈祷道場?

大小山仙間神社を左に進むと男らしい(?)道になります。

難しくはないですが手ごたえがあってちょうどいい岩場でした。
「大小」の看板に近づいてきました。

大小山見晴台
近くで見るとデカい!文字の下には大小山見晴台があります。晴れていれば景色が一望できます。

展望台の脇の梯子を上り、分岐を右へ。

尾根歩きになります。

大小山(282m)山頂に到着
登山口から約30分。大小山(282m)山頂に到着。この下に「大小」の文字があります。


地上からいつも文字だけは見ていましたが、前から気になっていた山に登れて楽しかった。雨の山も楽しい。
という訳で今回はここまで。続きはこちらからどうぞ!
大坊山へ!大小山~ツツジ山~大坊山 (2/2)
最新のコメント