茶臼山丘陵を往復縦走!唐沢山~茶臼山~荒神山

- タイム
- 6:55
- 距離
- 24.6km
- 上昇量
- 1372m
- ペース
- 3.6km/h
関東平野の片隅にあるワラジムシのような丘陵が「八王子丘陵」だと思っていましたが、
よく調べてみると八王子丘陵は以下3つの丘陵群の総称だそうです。
- 鹿田山丘陵
- 茶臼山丘陵
- 金山丘陵

というわけで、今回は八王子丘陵の真ん中の茶臼山丘陵を縦走してきました。
スタート・ゴールはここ。丘陵の南東にある登山口。

沢沿いの走りやすい緩やかな坂を登っていくと、ユンボが通れそうなくらいに拡張された道が出てきます。

さらに進むと、数年前までは無かった土手が現れます。
土手の上の道は鳳凰ゴルフ場の方面へ伸びています。

平日はこの道をダンプカーが往来しています。鳳凰ゴルフ場関係だと思いますが、一体何をやっているんだろう。
長い階段と坂を登り切ると、ビューポートとベンチがあります。

奥に見えるのが太田金山。手前の小さい山が「丸山薬師山」。地元の人は「まるやま」だとか「やくしゃま」と呼んでいます。
ここから谷底に下り、沢沿いを進むと長い階段で尾根まで登らされます。
普通は尾根伝いに道を作るはずですが、ここは少しトリッキーな道をしています。

分岐。左折します。

トレランのコースにもなっている為、交通量が多いようでトレースはしっかりしています。

ここが結構きつい。

送電線の下をくぐり、唐沢山へ。

菅塩峠と唐沢山の分岐。唐沢山に寄っていきます。

唐沢山に到着しました。

先ほどの分岐まで戻り、菅塩峠方面へ進みます。

適度なアップダウンがあって楽しい。



籾山峠に到着。

峠を150mほど北へ行くと茶臼山の登山口があります。

庚申塔

茶臼山の分岐にある大きなシラカシ。小学生の頃の林間学校は「東毛少年自然の家」でしたが、その時のハイキングでこのシラカシを見た記憶がうっすらあります。あの頃は辛いし方位は分からないし大変だったな。

上のシラカシから北の分岐へ進みます。
茶臼山山頂に到着。

茶臼山に設置されているアンテナ群。

ぐんま百名山にしては無機質だなぁと思いきや北面の眺めはなかなか良い。桐生市と赤城山が見えます。


次は荒神山方面へ進みます。

ソーラーパネルの横を通る。

笹薮を抜ける。

分岐を左へ。ピンクテープが見える右はおそらく送電線関係の道。

荒神山に到着しました。もう少しで笠懸に抜けられます。

道路が見えた。茶臼山丘陵の北西「荒神山登山口」に降りました。

ここが折り返し地点。ここから今来た道をピストンします。

コーラがうまい。コンビニで500mlコーラを買おうとしたら172円の値札にびっくりして、300mlを買いました。自販機の方が安いのでは。

今回の山行で使用した靴は「サロモン アルファクロス」
落ち葉や不整地でのグリップはなかなか良く、頑丈かつ軽量で長時間使用しても疲れにくい。
来たルートを戻りながら撮りそびれた太田市標高最高地点の根本山(275m)を撮る。

北アルプスが見えるそうです。

ついでなので雷電山の方も寄ってきました。

山というよりちょっとしたピークです。すぐ隣はゴルフ場なので賑やかな声が聞こえてきます。

立派な東屋があります。

籾山峠を越えて、再び唐沢山方面へ。体力に限界を感じてきたので積極的に巻道を使います。

途中でMTB乗りとすれ違いましたが、見なかったことにしました。

このトレイルをMTBで走ったら楽しそうだろうなぁ。
だいぶ飛んで、最後の急登。

もう少し…

最初のビューポートに到着。あとはほぼ下りだけです。

右手から「ガサガサ」「フゴゴ」と物音と鳴き声が聞こえました。
イノシシです。カメラでは良くとらえられませんでしたが、画面中央に茶色いものが映っています。

姿が見えたのは1匹でしたが、音から推測するに3匹くらい居ました。
熊鈴を鳴らしていてもこのように近距離で遭遇するので熊鈴の効果は疑問です。また、クマよけにラジオを鳴らせという看板を時々見ますが、ラジオの小さなスピーカーでは10mも離れれば何も聞こえません。
熊鈴とラジオは一定の効果はあるようですが、過信はせずに周囲をよく見ながら行動した方が良いですね。
オレンジジュースがうまい。

7時間弱、距離24.6km、累積標高1747mの楽しいトレイルになりました。
(Googlemapでは累積標高が1372mとありますが、地理院地図上では1747mと出ました)
茶臼山丘陵はいつか縦走したいと思っていたので充実した1日でした。
次は金山丘陵から茶臼山丘陵、鹿田山丘陵まで縦走したいと思います。
お疲れ山でした。
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