吾妻山から鳴神山まで歩く

ぐんま百名山の「吾妻山」と「鳴神山」は長いトレイルで繋がっています。
その距離はなんと10km。往復だと20.5km、累積標高1766mにもなります。
一本道で楽しそうなトレイルだったの歩いてみることにしました。
リソースを適当に計算して、16:00くらいには戻るつもりで行ってみましたが途中で腹痛でエスケープという結果に。
水道山公園に車を停めて吾妻公園からスタート。

若干の体の重さを感じながらも、体が温まるまではこんなモンだろうと思いながら登っていきます。
吾妻山は人がいっぱいだったのでスルー。
↓が女吾妻山。背後には茶色い大きな電波の反射板があります。

ここから先は初見です。前に来たときは、この長い下り階段にゾッとして引き返してしまいました。

今日なら十分に時間があるはずだから行けるはず!
鳴神山まで7.6km。

吾妻山から先は人が少なくなりますが踏み跡はしっかりしています。

空が見えた。

は、禿げてるぅ

鳳仙寺沢の頭だそうです。鳴神山まであと3時間。


柄杓山の分岐を越えて、大形山。

少し下って、金沢峠。

また登って三峰山。少し開けた場所で休憩にちょうどいい所です。

朽ちかけた道標。書かれているコースタイムが早いという、昔の道標あるある。

国有林を桐生市が借りる形でハイキングコースとしているんですね。昭和37年から5年ごとに市長さんがハンコを押しているのでしょうか。

金沢峠のあたりからトレースが不明瞭になっています。ですが、地形は分かりやすいので迷うことは無いでしょう。

下りは走ろうと思ってたけど力が出ない。予定よりも1時間以上遅れています。
鳴神山まであと40分。ピストンするとしたら絶対に日没に間に合わないけど、せっかくなので山頂は踏んでおきたい。日没前にどこかの峠でエスケープして舗装路を歩いて帰ろう。

あれが鳴神山か・・・?

もうすっかりトレースは見えませんが、下草は無く歩きやすい。

だいぶ日が傾いていて、東側の斜面は暗闇です。と思ったけどスマホの画像で見るとそうでもない、スマホ老眼か。いつの間にか視力をカマボコ板状の電子機器に奪われ追い越されてしまいました。

紅葉が綺麗です。昼下がりのあたたかい光が紅葉を最大限にキレイに映してくれています。

狐さんこんにちは(犬)頂上まであと少し。

行動時間:3時間半ほど。累積標高1200m。鳴神山頂に到着しました。


吾妻山の方を振り返ってみると、遠くの方にかすんでうっすらと見えています。

少し休憩して吾妻山に戻ります。少し腹に違和感が…
腹痛が痛すぎて痛い。でも紅葉キレイ。

雑木林の遊歩道のような感じ。


金沢峠まで戻ってきました。吾妻山まであと2時間ですが腹が痛いのでここで降りることにしました。

腹が痛いだけなら我慢できるけど、何も食べる気が起きず、カロリーが取れないのはヤバい。
しかしこれくらいは想定済み。とりあえず漢方を飲む。
古いショットシェルを見つけた。この辺は猟ができるのか、柄杓山城辺りでもライフルの薬莢を見ることがある。

休んでも腹痛は収まらず、トリメブチンを飲んだところ少しマシになった。
そんなこんな時間を消費してしまい、辺りはすっかり暗くなりました。66号線を南に歩いて水道山公園まで戻ります。
市街地付近まで来ても山の方から鹿の鳴き声が聞こえてきます。
今日歩いてみて思いましたがこの山域は猪の数が比較的少なく、鹿が多いようです。動物たちも住み別けて生活しているようですね。

日が短くなったなぁ。

夜景が綺麗です。

お疲れ山でした。
行動時間7時間。移動距離約21km。累積標高1400mくらい。足はあまり疲れていないけど、胃腸がぐずってしまいました。一応吾妻山から鳴神山まで歩けたのでヨシ!
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